
とにかく楽しそうに演奏するなぁというのが第一印象の「上田たけし」さん。
常に腰が低く真面目で、イベントの時は「すべてを楽しもう!」という姿勢で参加してくれました。とにかく【お祭り】だと。
エンディングでは、アコースティックギターで「リンダリンダ」を弾いてもらったのですが、上田さんは盛り上がりすぎてしまい、最後にギターを床に落としていたのが印象的でした。本人は多少なりともショックを受けていたようです。
現在は音楽とはまったく関係のない仕事をしているとのことでしたが、プライベートが充実しているので、うらやましい限りです。自慢のGibson J-45を片手に、今日も音楽活動に励んでいることでしょう。
本名もそのまま「上田たけし」です。
昭和51年生まれの29歳です。現在、福岡県飯塚市を拠点に活動しています。普段は、アコースティックギターの弾き語りを軸に活動していまして、他にも最近は本を読む【語り】と、即興演奏と舞踏のコラボレーションをしている【侘び助】というユニットも活動しています。
初めての音楽活動は、小学校の5年生くらいのときに、友達3人ぐらいで教室のゴミ箱やベランダのプランターを叩いて遊んだんです。これが初めてのセッションで、初めての音楽活動と言えます。妙に気分が昂ぶったのを覚えています。なぜかその後、みんなでトイレに駆け込みました(笑)。
中学のときにTMネットワークに憧れて、シーケンサーつきのシンセサイザーを買ってもらいました。
その前は、ダブルラジカセで多重録音をしていまして、筆箱やプラスティックの定規を楽器代わりにして、音を重ねて遊んでいました。そのテープはいまだに持ってます。その後高校生になってから、自分で安いエレキギターを買いました。確かアンプなんかとセットで19,800円くらいだったと思います。めちゃくちゃ重いギターでしたね(笑)。
---- どうでした?福岡サンパレスのステージは。
とにかく、すごく楽しかったです。
楽しかったし気持ちよかったです。
個人的に福岡サンパレスのホールというのは憧れの場所で、生まれて初めて見たコンサートも福岡サンパレスでの坂本龍一でした。その後もライブを見るために足を運んだ回数は多いので、僕にとって福岡サンパレスは特別な場所なんです。
---- 今回は佐藤さんとのコラボでしたが、どうでした?
佐藤金之助さんとのコラボレーションも面白かったです。
佐藤さんがどんな方か分からなくて、イベント説明会で会うまでドキドキしていました。今までずっと一人で活動していたので、他の人と一緒に演奏するという経験がなかったんです。もし相手が怖い人で怒られたらどうしよう?!と、結構不安でした。打たれ弱いので(笑)。でも佐藤さんが優しい方でよかったです。
アレンジの話なんかでもちゃんとコミュニケーション取れましたし。本番でお互いのインプロビゼーションで演奏をしようかと思ったんですけど、持ち時間の問題と、お客さんの受けを考えてやめました。でも二人で合わせて演奏すること自体、即興演奏的な感じがあって、新鮮でした。
---- 上田さんも佐藤さんも最後のバラシまでお手伝いいただきました。ありがとうございました。
最後のバラシも面白かったです。
普段、演劇のバラシをすることがあって、人数が多ければ多いほど、早く終わるっていうのは分かっていますし。
でも本当の気持ちとしては帰りたくなかったんですよ。ずっと会場にいたかったんです。サンパレスの空気にもっと浸かっていたかったですね。翌日は普通に仕事に行ったんですが、一気に現実に引き戻されて、そのギャップがすごかったです。
博多のライブハウスに出演した翌日もそのギャップは感じるんですけど、今回のギャップが一番大きかったですね。やっぱりそれは、福岡サンパレスというホールが持つ空気なんでしょうね。
